採用にLINE公式アカウントを使う方法|配信1回で応募ページへの移動が1.7倍

採用にLINE公式アカウントを使う方法

中小企業の採用担当「求人広告を出しても応募が来ない。LINE公式アカウントを採用に使うといいって聞くけど、何を送ればいいのか分からない…」

こういった悩みに答えます。

僕は新潟でLINE公式アカウントの構築を100件近く支援してきました。最近は集客だけでなく、採用のLINEを任せていただくことも増えています。

先に結論です。採用のLINEは、友だちを集めるだけでは応募は増えにくいです。応募に近い人を集めて、その人たちに「配信」まで届けると、応募ページに人が流れます。実際に支援している県外の企業では、配信を始めた月に、配信していなかった月と比べて応募ページへの移動が1.7倍になりました。

この記事では、その数字の裏側も含めて、採用でLINEを使うときの設計、友だちの集め方、送る内容、よくある失敗までまとめます。

📌 この記事はこんな方におすすめ

  • 求人広告やハローワークだけでは応募が集まらない中小企業の採用担当の方
  • 採用にLINE公式アカウントを使いたいけれど、何を送ればいいか分からない方
  • LINEの友だちは増えたのに、応募につながっていない方
  • 新潟で採用のLINEを相談できる人を探している方
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目次

LINEに応募に近い人が集まるかは「見せ方」で決まる

「LINEって若い人向けでしょ?」と思うかもですが、LINEはいまや年代を問わず、多くの人が毎日開くアプリです。ただ、LINEを作れば応募に近い人が勝手に集まるわけではありません。

応募に近い人が集まるかは見せ方で決まる

広告やSNSでの「LINE追加の誘い方」が入口を決める

採用の流れ(知る→興味をもつ→比べる→応募する)で言うと、LINEは応募の一歩手前の人とつながれる場所です。ただし、それは広告やSNSでのLINE追加の見せ方が合っているときだけ。

例えば「未経験OK」「週2日からOK」のように、応募のハードルの低さを打ち出して「この条件なら自分も働けそう」と思った人に追加してもらう。こうすると、仕事を探している人が集まります。

見せ方を間違えると、応募しない人ばかり集まる

逆に、プレゼントやキャンペーンだけで人を集めると、友だちの数は増えても、働くつもりのない人ばかりになります。これだと配信しても応募ページは見てもらえません。

つまり、友だちの「数」より「誰が入ってきたか」が大事です。ここを最初に間違えないことが、採用LINEの一番のポイントです。

メールより見てもらえて、電話より気軽

応募前の人にとって、会社に電話するのはハードルが高いですよね。メールは埋もれやすい。LINEなら通知で届いて、聞きたいことも一言で送れます。応募を迷っている人の背中を押すのに、ちょうどいい距離感です。

友だちを集めるだけでは、応募は増えにくい

応募に近い人が集まっていれば、それだけで応募が来そうに思えますよね。でも実際は、集めたあとに配信で届けるかどうかで、応募ページに来る人の数が大きく変わります。僕が支援している県外の企業でも、そうでした。

配信を始めたら応募ページへの移動が1.7倍

その企業では、別の広告運用の担当の方が友だち追加広告(LINEの友だちを増やすための広告)を出していて、応募条件のゆるさを打ち出した広告でLINEに人を集めていました。ただ、9月までは配信ができていませんでした。

10月1日から配信を始めると、リッチメニュー(トーク画面の下に出るボタン)のタップと、採用の応募ページへの移動がはっきり増えました。リッチメニューは、応募ページへのボタンを一番大きく、目立つように置いていました。

💡 配信を始めた月の変化

1回も配信しなかった9月と比べて、10月は1回の配信で応募ページへの移動が1.7倍になりました。担当の方からは「こんなに採用サイトに飛んでくれるんだ」と驚きの声が出ました。

なぜここまで変わったのか。理由はシンプルで、友だち追加広告の見せ方で、もともと応募に近い人を集められていたからです。仕事を探している人が友だちにいるので、配信が届くと、そのまま応募ページを見に行ってくれる。

逆に言うと、配信しないまま置いておくのは、せっかく集めた「応募しそうな人」を放置しているのと同じです。もったいないですよね。

採用LINEを始める前に、設計図をつくる

「とりあえずアカウントを作ってから考えよう」は、だいたいうまくいきません。作る前に、紙1枚でいいので次の4つを決めておきます。

採用LINEを始める前に決める4つ
1
誰に来てほしいか
未経験の若手か、経験者か。新卒か中途か。職種ごとに伝えることが変わります。
2
友だち追加してもらう理由
「先輩の1日を動画で見られる」「給与や休みのリアルが分かる」など、追加すると得をする中身を用意します。
3
どこで友だち追加してもらうか
求人票、採用サイト、Instagram、友だち追加広告など。次の章で詳しく書きます。
4
追加したあと、何をしてほしいか
応募ページを見る、見学を申し込む、質問を送る。ゴールを決めておくと、配信もリッチメニューも迷いません。

この4つは、集客のLINEでも採用のLINEでも同じです。特典の考え方はLINE公式アカウントの登録特典の記事でも詳しく書いています。

友だち追加してもらう場所は4つ

採用のLINEは、置く場所で集まる人の質が変わります。よく使うのは次の4つです。

LINEの入口は4つ
場所集まる人ひとこと
求人票・求人サイトすでに求人を探している人「LINEで質問OK」と一言添えるだけでも違う
採用サイト・採用LP会社を調べに来た人応募ボタンの近くに、迷っている人向けの入口として置く
Instagram職場の雰囲気が気になる人プロフィールと投稿の最後でLINEへ誘う
友だち追加広告まだ会社を知らない人広告の絵と言葉で、応募に近い人だけを集める

先ほどの1.7倍の企業は、友だち追加広告で応募条件のゆるさを打ち出して、「自分も働けそう」と思った人を集めていました。だから配信した瞬間に、応募ページへ人が流れたわけです。広告で人数だけを集めると、配信しても反応は薄くなります。

配信するのは「求人票に書ききれないこと」

「毎回、募集要項を送ればいいの?」と聞かれることがありますが、それだと読まれなくなります。求人票は文字数が限られていて、仕事の中身や働き方の細かいところまでは書ききれません。LINEでは、そこを補います。

求人票に書ききれないことを届ける

実際に送っている配信の例

先ほどの企業で、実際に送っている配信の中身です。どれも最後に応募ページのリンクを添えています。

  • 仕事の中身を具体的に:どんな現場で、何をする仕事なのか。「難しそう」を「身近な仕事」に変える
  • 未経験の不安を下げる:未経験から始めた人の割合や、研修の流れ
  • 働き方の選択肢:週何日から働けるか、シフトの自由さ、直行直帰できるか
  • 会社に親しみを持ってもらう話題:オリジナルのLINEスタンプや、会社のSNSで人気の動画の紹介

4つ目は、今すぐ応募しない人にも会社を好きになってもらうための配信です。応募を迷っている人とのつながりを切らさないことも、採用LINEの大事な役目ですからね。

配信の時間も工夫しています。文章で読ませる配信はお昼休みの12時、動画を見てほしい配信は音を出しやすい夜20時、という形です。

送る頻度は月2〜4回くらいから

送りすぎるとブロックされますし、空きすぎると忘れられます。最初は月2〜4回くらいから始めて、反応を見ながら調整するのがおすすめです。友だちの属性(年代や地域)が分かってきたら、その人に合う内容を送り分けていきます。

「どの仕事が向いているか」を診断してからLINEにつなぐ

ここからは、まだ実際の採用では試していない、これから提案していきたい使い方です。職種がいくつかある会社なら、診断をLINEの入口にする方法があります。採用ページで質問に答えてもらい、「あなたはこの仕事が向いています」と結果を出す仕組みです。

診断の結果に合わせてLINEで届ける
  • 10問ほどの質問に答えると、合う仕事が分かる
  • 結果ページから、LINEで「同じタイプの先輩の1日」を動画で受け取れる
  • LINEに入った時点で診断結果のタグ(目印)が付き、その人に合う配信が自動で届く

こういう仕組みを使うと、答えるうちに「自分のこと」として会社を見てもらえて、LINEに入ったあとも一人ひとりに合う話を届けられます。営業用に介護事業所を想定したサンプルを作っていて、相談の場でお見せしています。

採用にLINEを使った支援事例

実際に支援した2つの例を紹介します。どちらも、働いてくれそうな人とLINEでつながり続けたことがポイントです。

LINEで採用につなげた2つの事例

採用LINEの運用を支援している県外の企業様

  • 困っていたこと:友だち追加広告(別の担当の方が運用)で友だちは集まっていたが、配信ができておらず、応募につながっているか分からなかった
  • やったこと:10月から配信をスタート。リッチメニューは応募ページへのボタンを一番大きく目立つように置いた。配信は仕事の中身・未経験の不安を下げる話・働き方の選択肢など
  • 結果:配信しなかった9月と比べて、1回の配信で応募ページへの移動が1.7倍に

新潟市の季節限定店様(集客用のLINEから採用も)

  • 困っていたこと:予約を電話で受けるのが大変。アルバイトスタッフの採用にも困っていた
  • やったこと:毎年、Instagramやお店でお客さんにLINEの友だち追加をすすめて、予約もLINEで受けるようにした。採用の案内もLINEとInstagramで出した
  • 結果:友だちは3,000人を超え、4ヶ月で220組の予約を電話対応なしで受けられるように。友だちになっていたお客さんの中から、アルバイトスタッフが集まった

2つ目のお店は「お店のファンが働いてくれるのが一番」という考えです。集客のために集めた友だちが、そのまま採用の候補にもなる。これはLINEならではですね。詳しくは新潟市の季節限定店のLINE事例をご覧ください。

採用LINEでよくある失敗4つ

最後に、相談の場でよく見る失敗をまとめます。始める前に知っておくだけで、だいぶ避けられます。

採用LINEのよくある失敗4つ

失敗1 友だちを集めて配信しない

この記事で一番伝えたいことです。集めただけでは応募は増えにくいです。最初は月2回でもいいので、配信を始めましょう。

失敗2 担当者の個人LINEでやりとりする

個人のLINEだと、担当が休んだり辞めたりしたときに、やりとりが止まります。応募者の情報も会社に残りません。採用は会社のLINE公式アカウントで受けるのが安全です。

失敗3 質問への返信が遅い

「LINEで質問OK」と書いたのに返事が2日後、では応募する気持ちが冷めてしまいます。誰がいつ返すかを決めて、よくある質問は自動で答えられるようにしておきます。

失敗4 友だち追加したあとに何も起きない

追加した直後のあいさつメッセージで、特典を渡して、次にしてほしいこと(応募ページを見る、見学を申し込む)を案内します。ここが空っぽだと、そのまま忘れられます。反応がないときの見直し方は、LINE公式アカウントを作ったのに反応がない理由にまとめています。

採用でLINEを使うときによくある質問

採用担当の方から、相談の場でよく聞かれる質問です。

採用LINEのよくある質問

Q1. LINE公式アカウントは無料で使える?

無料のプランがあります。毎月送れるメッセージの数に上限があるので、友だちが増えて配信が多くなったら有料プランを検討します。最新の料金はLINEヤフー for Businessの料金プランで確認してください。

Q2. お店の集客用のLINEと、採用用のLINEは分けた方がいい?

お店のファンに働いてほしい場合は、同じアカウントで採用案内を送るのも効果的です。一方で、企業の採用で職種や応募者が多い場合は、採用専用のアカウントを作った方が管理しやすくなります。

Q3. 面接の日程調整もLINEでできる?

チャットでのやりとりなら、LINE公式アカウントだけでもできます。応募が多くなってきたら、Lステップなどのツールのカレンダー予約を使うと、日程調整を自動にできます。

Q4. 求人広告やハローワークはやめていい?

やめなくて大丈夫です。LINEは求人広告の代わりではなく、求人広告などで興味をもった人を応募まで運ぶ役目です。求人票にLINEの入口を置いて、組み合わせて使います。

まとめ 採用のLINEは「集めて、届ける」まででワンセット

採用でLINEを使うときは、友だちを集めることと、配信で届けることをセットで考えます。広告やSNSでの見せ方で応募に近い人を集めて、求人票に書ききれない仕事の中身や働き方を届ければ、応募ページへ流れてくれます。

やることポイント
設計図をつくる誰に・追加する理由・追加してもらう場所・追加後にしてほしいことを先に決める
友だちを集める求人票・採用サイト・Instagram・友だち追加広告。見せ方で応募に近い人を集める
配信する求人票に書ききれない仕事の中身・未経験の不安・働き方。月2〜4回から
送り分ける属性や診断の結果に合わせて、その人に合う内容を届ける
失敗を避ける配信しない・個人LINE・返信が遅い・追加後に何もない、の4つ

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WEBURAKATAは新潟の中小企業の採用を、LINE・採用LP・Instagram・動画でお手伝いしています。

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この記事を書いた人

新潟でLINE・Instagram・Googleマップをメインとした集客を支援しています。新潟県内でもこれらのツールを使い集客に成功。支援や体験した内容をもとに発信しています。

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