店舗オーナー「リールが1万回見られたのに、予約は1件も増えなかった…何が悪かったんだろう」
こういった悩みに答えます。
僕は新潟で、店舗や中小企業のInstagram・LINEを裏方として手伝っています。LINE公式アカウントの構築は100件近く、Instagramは累計20アカウント近く関わってきました。
その中でいちばん多い勘違いが、「見られる数さえ増えれば、お客さんも増える」というものです。
ぶっちゃけ、これは半分だけ正解です。
今日は、僕がvlogでも話した「インターネットで問い合わせや来店につなげる式」を、具体例つきで解説します。
📌 この記事はこんな方におすすめ
- Instagramの再生数やフォロワーは増えたのに、来店・問い合わせが増えない
- 何の数字を見ればいいのか分からない
- 「とにかくバズらせよう」と言われて、モヤモヤしている
結論は「PV×CTR×CVR」のかけ算です
インターネットからの来店や問い合わせの数は、3つの数字のかけ算で決まります。たし算じゃなくて、かけ算なのがポイントでして、どれか1つがゼロなら結果もゼロになります。

| 記号 | 意味 | Instagramでいうと |
|---|---|---|
| PV(ページビュー) | 見られた回数 | 投稿・リール・広告が表示された数 |
| CTR(クリック率) | 次の場所へ進んだ割合 | 投稿を見た人のうち、プロフィールに来た人の割合 |
| CVR(コンバージョン率) | ゴールまで進んだ割合 | プロフィールを見た人のうち、予約・来店・問い合わせした人の割合 |
例えば、リールが10,000回見られて、そのうち1%がプロフィールに来たら100人です。
その100人のうち3%が予約したら、3件。
式にすると「10,000 × 1% × 3% = 3件」ですね。
まずPVがゼロなら何も始まりません
当たり前ですが、0に何をかけても0です。
1回でも2回でも、まず見られないと話が始まりません。ここはみなさん分かっているので、つい力を入れがちなところでもあります。
CTRは「投稿を見た人が、次に進んだか」
Instagramの場合、投稿1本だけ見て「よし、行こう」と決める人は多くありません。値段が安いものなら投稿だけで決まることもあるんですが、だいたいはプロフィールに飛んで、ほかの投稿やお店の情報を見てから決めます。
なので、投稿からプロフィールに何人流れたかがCTRにあたります。
CVRは「来た人が、来店や問い合わせを決めたか」
プロフィールに来た100人は、ざっと投稿を見ながら「行こうかな、やめとこうかな」と迷っています。
ここで背中を押すのは、お店の雰囲気・メニュー・場所・営業時間といった決めるための材料です。
再生数だけ追うと、来店につながらない理由
「とにかくバズらせろ」「目立つために過激なことをやれ」。SNSでよく聞く話ですよね。いやいや、見られたら勝ちでしょ?と思うかもですが、ここに落とし穴があります。
見ている人が「お客さんになれる人」かどうか
例えば、新潟市の飲食店が北海道旅行のvlogを投稿したら、5万回、10万回と伸びるかもしれません。
でも、その動画を見た人は、新潟のお店に来ません。
実際、支援先のアカウントで、新潟市のお店なのに沖縄の人ばかりに見られていたり、海外でバズったりしたことがあります。
数字は大きく見えても、来店にはほとんどつながりませんでした。
💡 見るべきはPVの「質」
店舗なら、見ている人が「来店できる場所に住んでいるか」が大事です。
自分のお客さんになりそうな人に、5人でも10人でも見てもらう。そこからCTRとCVRを上げていくほうが、結果は早く出ます。
僕のvlogも再生数は少ないです笑
僕もYouTubeでvlogを出していますが、車を運転しているシーンと机で喋っているシーンばかりで、正直たくさんは見られていません笑。
でも、わざわざこんな地味な動画を見てくれる人は、WEBの活用で困っている人だと思うんですよね。
つまり、問い合わせに近い人です。だから、再生数が20回でも50回でも、僕は全然OKだと思っています。
🎥 vlogで話したこと(そのまま)
大事なのは、自分のお客さんになりそうな人、5人でも、10人でもいいのでPVを取る。そこからの、CTR、CVRを、測って上げていく。
この話は、僕のYouTubeのvlogでもそのまま話しています。車の中や打ち合わせの合間に話しているので、ながら見でどうぞ。
PVはお金で買えます。だから頑張るのはCTRとCVR
3つの数字のうち、PVだけは広告でコントロールできます。1,000円、2,000円、3,000円と予算を増やせば、表示される回数はだいたい増えていきます。

逆にいうと、CTRとCVRが低いまま広告にお金を入れても、1件の予約を取るための費用(獲得単価)がどんどん高くなります。
つまり、広告を入れる前に、プロフィールとお店の情報を整えるのが先です。
実際に、新潟市中央区の整体院様は、以前作ったInstagramに反応がなく、ポータルサイト頼みの集客から抜け出せずにいました。アカウントを作り直したうえでInstagram広告を少額で始めたところ、初月で4件の予約につながっています。投稿だけで見られる数を増やそうとせず、PVは広告で取りにいった例です。
CTRを上げるためにやること
– 投稿の最初の1〜2秒で「何のお店か」が分かるようにする
– 投稿の最後に「詳しくはプロフィールへ」と書く
– 広告なら、飛び先(プロフィール・ホームページ・LP)をはっきり決める
CVRを上げるためにやること
ほかの投稿は、全部が伸びなくていいんです。ここ、意外と知られていません。
お店の中の雰囲気、メニューと値段、場所と行き方、予約の仕方。これがプロフィールを見た人にすぐ分かるように置いてあるだけで、CVRは上がります。
投稿ごとに「これは見つけてもらう用」「これは決めてもらう用」と、役割を分けて出すのがおすすめです。
実際の現場でも、この順番で数字を見ています
僕が支援先と毎月の打ち合わせをするときも、まず月間の表示回数を出して、そこからプロフィールへのアクセス、予約や相談の数を順番に見ています。
県外の歯科医院様では、Instagramを「第2のホームページ」として症例や院内の雰囲気を置いておく運用にしたところ、月平均3名の新規矯正患者がInstagram経由で来院するようになりました。
別の歯科医院様の打ち合わせでも、矯正の相談に来た方の中に「リール動画を見てきました」という人が何人かいたと聞いています。
どちらもバズを狙ったわけではなく、決めるための材料を置き続けた結果です。
| よくある状態 | 弱いところ | 先にやること |
|---|---|---|
| 表示回数がとても少ない | PV | 少額の広告で、近くの人に届ける |
| 見られているのにプロフィールに来ない | CTR | 投稿の冒頭と最後の一言を見直す |
| プロフィールに来るのに予約がない | CVR | メニュー・場所・雰囲気・予約方法を置く |
よくある質問
数字の話になると、細かい疑問がたくさん出てくるので、よく聞かれるものをまとめました。
Q1. CTRやCVRはどこで見られますか?
Instagramならプロアカウントの「インサイト」で、リーチ数とプロフィールのアクティビティ(アクセス数、ウェブサイトや電話ボタンのタップ数)が見られます。来店はアプリでは分からないので、「何を見て来ましたか?」と会計のときに聞くのがいちばん確実です。
Q2. 何%なら良い数字ですか?
業種や価格帯でかなり変わるので、僕は一般的な平均値はあまり気にしていません。それより、自分のアカウントの先月と比べて上がったか下がったかを見るほうが役に立ちます。
Q3. バズを狙うのは意味がないんですか?
ダンスや企画ものが得意で、やりたい人はやればいいと思います。ただ、その動画を見ている人が、自分のお店に来られる人なのかは一度考えてみてください。
Q4. ホームページやLPでも同じ考え方ですか?
同じです。PVはページを見た数、CTRは問い合わせボタンや資料請求ボタンを押した割合、CVRは送信まで終わった割合、と置き換えて考えられます。
まとめ
来店や問い合わせは「PV×CTR×CVR」のかけ算で決まります。再生数(PV)は目に見えて分かりやすいので追いがちですが、大きくすべきなのは「お客さんになれる人に見られた数」です。
PVは広告で買えるので、時間を使うならCTRとCVRを上げるほうに使ってください。
| 数字 | 意味 | やること |
|---|---|---|
| PV | 見られた数 | お客さんになれる人に届ける(広告も使う) |
| CTR | 次に進んだ割合 | 投稿からプロフィールへ誘う |
| CVR | 決めた割合 | 雰囲気・メニュー・場所・予約方法を置く |
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新潟の会社・お店のWEB集客を、裏方として手伝っています。
今の状況を聞いて、何から手をつけるかを一緒に決めるところからでも大丈夫です。


