会社のInstagram担当「毎日投稿しているのに、新しいお客さんに見つけてもらえない。もっとリールを頑張るべき?」
こういった疑問に答えます。
結論から言うと、新しいお客さんに知ってもらうのは広告に任せて、投稿は「決めてもらうための材料」に集中するのがおすすめです。
これ、僕が4〜5年前に企業アカウントのInstagram支援を始めたころは、まったく分かっていなかったことでした。
先日、歯科医院2件・地域メディア・交流会と、1日でInstagramの打ち合わせが4本続いた日がありました。全部の打ち合わせで出た話が「投稿だけで新しいお客さんに知ってもらうのは、かなり難しい」でした。
📌 この記事はこんな方におすすめ
- 店舗や会社のInstagramを担当していて、新規のお客さんが増えない
- 「リールでバズらせよう」と言われても、正直やりたくない
- Instagram広告を出すか迷っている
9割の相談者が「伸びる見せ方」はやりたくない
Instagramで表示回数を取りにいくなら、今はリール動画が中心です。画像のフィード投稿だけで新しい人に広く届けるのは、ほぼ無理だと思っておいたほうがいいです。

伸びる投稿には「型」があります
試しに、Instagramの検索欄で自分の業種を検索してみてください。上のほうに出てくる投稿が、そのキーワードでいちばん見られている投稿です。
まずは「これと同じような発信が、自分にできるか?」を考えてみるのがスタートです。
見た瞬間に「うちには無理」となる人がほとんど
僕がInstagramの支援で話してきた方のうち、ほぼ9割が「この見せ方は自分ではやりたくない」「できない」という反応でした。
強い絵で目を止める、ちょっと過激な企画をする、面白おかしく見せる。そういう見せ方ですね。
これは当然でして、Instagramはスワイプでどんどん次の動画に流れるアプリです。止まってもらうために強い絵が必要になります。
一方でYouTubeは、検索やおすすめから選んで見る場所なので、僕のvlogみたいなダラダラした話でも、ながら見で最後まで聞いてもらえることがあります。
同じ「動画」でも、勝ち方がまったく違うんですよね。
🎥 vlogで話したこと(そのまま)
20本制作する努力よりも、僕はインスタ広告に、その分の時間だったり費用を投資する方が、確実だといつも思っている。
この話は、僕のYouTubeのvlogでもそのまま話しています。車の中や打ち合わせの合間に話しているので、ながら見でどうぞ。
伸びやすい業種と、伸びにくい業種があります
いやいや、うちの業界でもバズってる人いるよ、と思うかもですが、業種によって向き不向きははっきりあります。
グルメ・おでかけ系は自然に伸びやすい
ラーメン、カフェ、イベント、季節のおでかけスポット。こういう投稿は、無理に過激なことをしなくても見られやすいです。
僕が関わっている地域情報アカウントでも、広告費0円でフォロワー10倍以上まで伸びました。
施術系・サービス系は、そのまま見せても伸びない
整体、歯科、士業、レンタルスタジオなど。例えばレンタルスタジオの部屋紹介を何本上げても、まず伸びません。
伸ばそうとすると、企画を練って面白く見せる必要が出てきます。それがやれないなら、広告に予算を入れるほうが早いです。
| 業種のタイプ | 投稿だけで伸びるか | おすすめ |
|---|---|---|
| グルメ・おでかけ・イベント | 伸びやすい | 投稿中心+必要なら広告 |
| 施術・医療・士業・スタジオなど | 伸びにくい | 広告で知ってもらい、投稿で決めてもらう |
| 高齢のお客さんが中心 | そもそも見ていない | チラシ・フリーペーパーも検討 |
投稿の役割は「決めてもらうための図鑑」
じゃあ投稿は意味がないのか、というとまったく逆です。Instagramは、表示回数を取るのは難しいけど、決めるための材料を置いておく場所としてはすごくぴったりな媒体なんです。

僕はよく「図鑑みたいなもの」「第2のホームページ」と言っています。
お店の雰囲気、施術している様子、仕上がり、メニューと値段、スタッフの顔。こういう投稿は、表示回数が取れなくても全然OKです。
広告で知った人がプロフィールに来たときに、これを見て「ここにしよう」と決めてくれます。
実際に、県外の歯科医院様ではInstagramを「第2のホームページ」として症例や院内の様子を置いていった結果、月平均3名の新規矯正患者がInstagram経由で来院するようになりました。
広告を使うときの考え方
広告と聞くと、ハードルが高く感じる方も多いと思います。でも、Instagramの広告は、お店の半径10km・20km、女性だけ、男性だけといった絞り込みもスマホやパソコンから簡単にできます。
40代・50代にも普通に届きます
「うちのお客さんは40〜50代だから、Instagramは関係ない」という声をよく聞きます。
でも、僕が運用しているアカウントの閲覧者の年齢を見ると、どのアカウントも40代・50代がかなり多いです。普通に届きます。
逆に、お客さんの中心が70代・80代なら、チラシやフリーペーパーの広告のほうが合うと思います。
広告を出す前に、プロフィールを整える
広告で人を連れてきても、プロフィールに決めるための材料がなければ、そこで帰ってしまいます。
先にプロフィールと「決めてもらう用の投稿」を10本くらい揃えてから、広告を出すのがおすすめです。
この順番で成果が出たのが、新潟市の整体院様(内製化支援)です。自己流でInstagramを続けていたものの、まったく集客できていなかったお店でした。アカウントの設計と投稿の型、広告用の動画をこちらで用意してから広告を回したところ、初月で新規4名、半年後には毎月10名の新規予約がInstagram経由で入るようになり、一時は新規の受付を止めるほどになりました。
雰囲気・メニューと値段・場所・予約方法・お客さんの声
何のお店か、どこにあるか、どう予約するかを箇条書きで
まずは1日数百円〜。半径と年齢を絞る
プロフィールへのアクセスと予約数を毎月比べる
支援先での実際
ここまでの話は、現場の打ち合わせでも何度も出てくる内容です。実際の支援先での例を2つ紹介します。
新潟の税理士事務所様は、もともとブログだけで「待ち」の集客をされていました。信頼感を重視したアカウントに作り直して、Instagram広告で届く範囲を広げたところ、Instagram広告経由で税務相談につながりました。
税理士はリールでバズを狙う業種ではないので、まさに「広告で知ってもらい、投稿で信頼してもらう」形です。
新潟の眼鏡専門店様は、過去にインフルエンサーPRで売上につながらなかった経験がありました。自社での発信とInstagram広告に切り替えて、夏の来店数が昨対比30%以上増えています。
よくある質問
Instagram広告について、打ち合わせでよく聞かれることをまとめました。
Q1. 広告費はいくらから始められますか?
Instagram広告は少額から始められます。いきなり大きく使うより、まず1〜2週間だけ小さく出して、プロフィールへのアクセスが増えるかを見るのがおすすめです。
Q2. 投稿は毎日しないとダメですか?
毎日である必要はありません。広告で集めるなら、プロフィールを見た人が決められる材料が揃っていることのほうが大事です。
Q3. フォロワーが少ないと広告は効きませんか?
フォロワー数より、プロフィールの中身のほうが効きます。フォロワーが少なくても、メニューや雰囲気が伝わる投稿があれば予約につながります。
Q4. リールはやめたほうがいいですか?
やめなくて大丈夫です。伸びを狙うのではなく、施術の様子や店内を見せる「決めてもらう用」として使ってください。その動画を広告に回すこともできます。
まとめ
Instagramで新しいお客さんに知ってもらうのは、投稿だけだとかなり難しいです。伸びる見せ方がやれない・やりたくないなら、無理にバズを狙わず、広告に時間とお金を回すほうが確実です。
投稿は「決めてもらうための図鑑」として、淡々と積み上げていきましょう。
| やること | 担当 | ポイント |
|---|---|---|
| 新しい人に知ってもらう | 広告 | 半径・年齢を絞って少額から |
| 決めてもらう | 投稿・プロフィール | 雰囲気・メニュー・場所・予約方法 |
| 数字を見る | 毎月 | プロフィールへのアクセスと予約数 |
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うちの場合はどうすればいい?を一緒に整理します
新潟の会社・お店のWEB集客を、裏方として手伝っています。
今の状況を聞いて、何から手をつけるかを一緒に決めるところからでも大丈夫です。


